笑顔の子ども

赤ちゃんの成長や授乳量の目安となる体重。月齢に対して体重が少ないのではないか、多すぎるのではないか、などの我が子の体重に関する悩みを抱える方は少なくありません。

平均体重を知ることで、そんな悩みが解決できることも。そこで、月齢ごとの平均体重や体重増加の目安について、詳しくご紹介します。

生後1か月の体重増加の目安

生まれた時の体重は、生産期であれば約3kgが平均です。しかし個人差も大きく、2kg代で生まれる赤ちゃんもいれば、4kg近い体重で生まれる赤ちゃんもいます。その後、出生後に一時200gから300gほど体重が減少する生理的体重減少と呼ばれる時期を経て、体重は増加します。

生後1ヶ月を迎えたときの体重増加率が、成長や適切な授乳量の目安です。生後1ヶ月を迎えたときに、約1kg体重が増加していれば、十分な授乳量があり順調に成長していると言えます。1日ごとに計算すると、1日約25gから30gの増加があれば十分です。

母乳の場合は特に、飲んでいる量がわからず、出生後しばらくは赤ちゃんの哺乳力が弱かったり母乳の出が安定しないこともあるので、授乳量が足りているのかを心配する方は少なくありません。しかし、体重が順調に増加していれば、授乳量は足りていることがわかります。

不安に感じたときには、1ヶ月健診での体重増加率に注目してみると良いでしょう。

生後3か月では体重は約2倍に!

生後3ヶ月を迎える頃には、授乳量も安定し、体重は出生時の約2倍となります。授乳量や成長に不安がある場合には、この頃の体重も参考にすると良いでしょう。ほほや身体がふっくらとしてきて、赤ちゃんらしい体形になってくる時期でもあります。

活動量が少ない時期ですので、太りすぎを心配する方も少なくありません。気になる場合には、3、4ヶ月健診で相談することをおすすめします。ミルクの場合は、缶に記載された量や授乳間隔を守るようにしましょう。

0歳児の成長曲線から見る平均体重

子ども

成長曲線とは、月齢や年齢ごとの平均体重や身長を示したグラフで、パーセンタイルという値で記されます。パーセンタイルとは、小さい方から何%の値は何kgかという表示方法です。

例えば、出生時の男の子の体重の50パーセンタイル値は3kg。3パーセンタイル値は2.1kgです。全体の中から3%目に小さい赤ちゃんの体重は2.1kg。全体のちょうど真ん中にあたる赤ちゃんの体重は3kgであるということです。50パーセンタイル値は中央値とも呼ばれ、3kgよりも小さい赤ちゃんと大きい赤ちゃんが半分ずついるということになります。

厚生労働省では、成長曲線で0歳児の月齢ごとの値を発表。3・10・25・50・75・90・97パーセンタイル値で記されています。成長曲線から、それぞれの月齢の平均体重を見ていきましょう。

生後1ヶ月から2ヶ月未満

男の子の50パーセンタイル値は4.79kg、3パーセンタイル値は3.53kg、97パーセンタイル値は5.96kg。女の子の50パーセンタイル値は4.47kg、3パーセンタイル値は3.39kg、97パーセンタイル値は5.54kgです。

50パーセンタイル値に当てはまっていない、もしくは近くなければ順調に成長していないというわけではありません。出生時の体重や授乳量には個人差がありますので、3パーセンタイル値から97パーセンタイル値を目安に、子どものペースで増加していることが大切です。

生後3ヶ月から4ヶ月未満

男の子の50パーセンタイル値は6.63kg、3パーセンタイル値は5.12kg、97パーセンタイル値は8.07kg。女の子の50パーセンタイル値は6.15kg、3パーセンタイル値は4.84kg、97パーセンタイル値は7.53kgです。どのパーセンタイル値でも、出生時の約2倍になっていることが分かります。

生後7ヶ月から8ヶ月未満

男の子の50パーセンタイル値は8.27kg、3パーセンタイル値は6.73kg、97パーセンタイル値は9.87kg。女の子の50パーセンタイル値は7.75kg、3パーセンタイル値は6.32kg、97パーセンタイル値は9.37kgです。

7ヶ月を過ぎると、運動量の増加などの理由もあり、体重の増加が緩やかになっていることがわかります。1ヶ月で300gから400gしか増えないこともありますが、少しずつでも増えていれば問題ありません。

参考サイト:厚生労働省 Ⅱ 調査結果の概要1 一般調査及び病院調査による乳幼児身体発育値及び発育曲線について 表1 一般調査及び病院調査による体重の身体発育値(3,10,25,50,75,90 及び 97 パ ーセンタイル値) 年・月・日齢別,性別

1歳を迎える頃の体重の特徴

1歳を迎える頃の生後11ヶ月から12ヶ月の成長曲線を見てみると、男の子の50パーセンタイル値は9.06kg、女の子の50パーセンタイル値は8.51kg。出生時の約3倍になっていることがわかります。運動量や食事量も増加し、しっかりとした身体つきに成長します。

授乳ではなく、食事からも栄養を摂取できるようにもなります。しかし、運動量や食事量は個人差が大きく、体重の個人差も大きい時期です。1歳を迎える頃に、7kg代の赤ちゃんもいれば10kg代の赤ちゃんもいますので、周りの子どもと比べる必要はありません。急激な体重の減少などがなければ、子ども自身の成長を焦らずに見守りましょう。

まとめ

ミルクを飲む子ども

赤ちゃんの成長に不安を持った時には、成長曲線などを参考にして、体重増加率や平均体重を知ることは効果的です。しかし、個人差が大きい時期なので、平均値でないからと言って焦る必要はありません。心配な場合は、1ヶ月健診や3、4ヶ月健診、かかりつけの小児科などで相談することをおすすめします。

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