原っぱで遊ぶ男児

ONE ROOF ALLIANCE ワンルーフアライアンス

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ONE ROOF ALLIANCE ワンルーフアライアンス
都内21の認可保育園と認定こども園を運営する「社会福祉法人東京児童協会」と、企業主導型保育園や学童保育の運営、海外への保育事業を展開する「株式会社ONE ROOF」が主体となり、新しい子育て社会を実現していくネットワークです。

2歳ごろの子どもは、どのような発達を見せるのでしょうか。基礎的な身体能力が備わり、1歳児のころとは異なるこころの成長も見られます。

そこで具体的にどのような身体とこころの発達が見られるのか、そうした発達が生活習慣に与える影響についても解説します。

発達の概要

一般的に2歳児の発達として身体面において観察されるのは、内臓組織や機能の成熟、それから乳歯が生えそろいます。

歩行や指先の基本的な動きも身についてくるため、自分でできることが増えて、活動範囲が広がることも特徴です。

こころの面では、それまでは漠然としていた自己が認識されるようになります。そのため自己主張が強くなるのもこの時期の特徴です。

ただし、このような特徴は一律に当てはまるわけではなく、発達の段階や個性に関しては個人差の大きなものです。
違っているからと過度に心配する必要はありません。あくまでも目安として捉えましょう。

ここからは身体、言語社会性、生活習慣の3点について具体的な発達の内容を解説していきます。

身体の発達

花飾りを頭につけた2人の女児

2歳児になると、歩くやつかむ等の基本的な運動能力が身についています。さらに遊びや日常生活を通じて、運動能力は発達していきます。

具体的にどのような発達があるのか見てみましょう。

まず全身の発達ですが、より身体のコントロールがきくようになります。

2歳前半では、もっと高くや逆に低くなどの動きの幅が調整できます。

2歳後半では、バランス感覚が求められる姿勢を取る、階段を登る、三輪車をこぐなど、筋力の発達も伴ってできる運動が増えていきます。

一方、手先を使った動作にも発達が見られます。2歳前半では、指先で粘土の形を変える、見本をまねて線を引くなどといった力を加減する必要のある動作が身に付きます。また、Vサインなど個別の指を違う形に保持することもできるようになります。

2歳後半では、より指先の制御を利かせて、単純な図形を描くことや折り紙を均等に折ることが可能になります。

このように2歳児は備わってきた身体能力を活かして、ダイナミックな動きや繊細な動きなど緩急をつけた動作が可能になります。しっかりと身体を動かして、さらに能力を向上させましょう。

次はコミュニケーションに欠かせない言語や社会性の発達について解説します。

言語や社会性の発達

2歳児は活動の幅が広がるだけではなく、自我を強く認識するようになります。

自己主張やコミュニケーションの手段として発話も盛んになるでしょう。言語や社会性について具体的にどのような発達が見られるのか確認してみましょう。

言語や認識力の発達に関して、2歳前半では話す2語文の種類が豊富になります。

また、ままごとのように、おもちゃや身の回りのものを本物であるかのように見立てて遊ぶことが盛んです。

他には、平面上での対比、たとえば大小や長短といった違いを認識できるようになります。

2歳後半になると、疑問を頻繁に口にするようになります。言葉や認識の幅を広げるきっかけになりますから、大人は丁寧に応えて上げましょう。また性別や年齢、名前などを自分のものであると理解するようにもなります。

社会性に関しては、自我を意識した他者との係わり合いが増えていく中で次第に身についていきます。2歳前半では、まだ自分を意識したばかりなので、特に占有や承認欲求が高まる現象が見られます。

しかし2歳後半になって、自我が充足されたと感じられるようになると、他者と自分に平等な分配ができるなど、集団の中であるべき姿を発揮して社会性が身についてきたと感じられることも増えるでしょう。

2歳児は自己主張が強くなる時期ですが、言語能力の発達や他者に気配りができるようになるための重要な発達の段階です。だんだんと望ましい姿に発達を遂げるので、温かく見守りましょう。

次に生活習慣に関する発達について解説します。

生活習慣の発達

着替えを行う女児
身体能力や自我の発達は2歳児が生活習慣においてできるようになることに、どのように影響をするのでしょうか。
具体的にできるようになることの項目を見てみましょう。

2歳前半では身体のバランス感覚が養われることや手指の発達により、スプーンを正しくもつ、箸を使い始める、衣服の着脱をするなどの発達が、日常生活において見られるようになります。

また言語や認識の能力の発達により、排泄の予告をするようにもなるでしょう(当初は身近な大人が導く必要があります)。

さらに2歳後半になると、オムツからパンツへ移行する、靴を履くなど、経験を重ねた上でできることが増えていきます。

2歳児の生活習慣の発達には、こころと身体の成長が欠かせません。身体機能が備わって、自発的に取り組むやる気が伴えば、毎日の習慣を自分でできるようになる日も近づきますので温かくサポートしましょう。

まとめ

2歳児の成長は著しいものです。身体的な能力はもちろんのこと、自我の芽生えとともに言語や認識の能力、社会性も飛躍的に発達します。

こうした能力の発達が総合的に発揮されるようになると、さらに発達が見込まれます。

少々複雑に思われる日常生活の習慣に取り組むことも十分できるようになります。

大人は遊びや日々の関わりあいを十分に行って、発達のサポートをしていきましょう。

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